TOP

はじめまして、どろっぷと申します。

シングルバトルとオシャボ収集や過去作プレイをメインにポケモンをやってます。

良さげな構築ができたらせっかくなので記事に残そうと思いブログをはじめました。

エロゲソング、パワポケ、ガジェットについても記事を書くかもしれません

Twitter(@old_sea_map)のフォローもお待ちしてます。

 

7世代:最終2057/100位

8世代:最終2014/84位

オフ:第一回空色オフベスト4

【SVシングルS1】ミミラキAiles neigeux【最終229位】

はじめまして、どろっぷと申します。

順位で見れば特別高いものではありませんが、(恐らく)最高レートを更新できたので記念に記事を残しておこうと思います。

 

サムネ用

一覧用
構築経緯
今作でカイリューがアンコールを習得したのを見て、どう考えても強いと思い飛行テラスの竜舞アンコール型で採用し構築の軸としました。
 
カイリューのサポートのステロ要員を探す中で、耐久振りガブがステロを撒きつつ相手を流しているのを見て、甘えるステロラッキーが相手のテラスに怯えず近いことをやれそうと思い、初手ラッキーからのカイリュー@1を基本選出として構築を組むことを目指しました。
 
基本選出の@1枠には、対応範囲の広さを評価してミミッキュ(剣舞呪い)を採用し、それでカバーしきれない相手に対し、寝言持ちの珠セグレイブを採用したところ使用感が良かったのでラッキー+カイリュー+ミミッキュorセグレイブを基本選出としました。
 
最後に、ここまでで重めであった
①受け気味のサイクル
②電気と鋼
③セグレイブ(氷柱針と礫)
に選出画面で圧力をかけられて面白そうなポケモンとして、
・スカーフコノヨザル(対面選出要員兼どうしようもなさそうな時のお守り)
メトロノームサザンドラ(セグレイブで崩しきれない受けを崩しきる)
を採用し最後まで潜っていました。
 
 
構築の要点
・ラッキーのステロ+荒らしからカイリュー@1を通す
・コノヨザルの1-1交換からミミッキュカイリューで詰める
・サザンセグレイブで受けを崩す
 
個別紹介

カイリュー(飛)@するどいくちばし

173(52)-180(204)-115-x(-)-120-145(252+)
テラバースト じしん りゅうのまい アンコール
S:1舞でドラパを抜く ミラー意識
A:183-116ガブを+1くちばし飛行テラバでステロ込み最高乱数切りで倒せるライン
H:残り(カイリューのステロ込みテラス鉢巻神速を耐える可能性を高めたい)
 
今期最強と信じてやまなかったエース。
竜舞飛行テラバがあまり考慮されないうえにシンプルに通りが良く、止めに来るアーマーガア等の物理受けをアンコールでハメて全抜きできる圧巻の性能でした。
 
最終日前日までは少し耐久に寄せて地震を羽にしていましたが、ジバコや耐久振りサーフゴーで負けることが多かったことに加え、エルブレスさんの構築記事で飛行テラバ1ウェポンのカイリューが公開されていたため最終日はこの構成となりました。
 
アンコールの性能が9割ですが、くちばしの火力も絶妙で優秀でした。
羽があった頃の名残でHを徐々にAに寄せていったのでこのようなステータスになっていますが、ミリ耐え負けが多かったので素直にASでよかったです。
 
羽休め入りの強みは他に順位の高い方の記事を参考にしていただくとして、羽を切って地震で使用した感想としては、
・サイクル性能
・相手のテラスによる耐性変化に対する安定感
・全抜き性能(対ミミッキュ性能等)
等々が失われ性能は確実に落ちますが、構築の組みやすさ、苦手な相手への選出のしやすさは地震に軍配が上がると思います。
本構築のような対面的な展開になる構築なら地震も十分ありだと思います。
 
(余談)
最終日の舞カイリューのトレンドが飛行だったので、ガブなどで鋼や電気テラスで対抗してくる動きに対して地震を撃つのが覇権ムーブだと一瞬思いましたが一回も決まりませんでした。
挙句の果てに地震を撃ちたいサーフゴーやジバコ、ゲザンは結局テラスを切ってくるので地震精神安定剤になっているだけというオチ付き。
やっぱり羽の方が偉い場面が多いので、羽休めで構築をまとめられるのが正解だと思います。
 

ラッキー(妖)@しんかのきせき

325-9(-)-62(252+)-x-156(244)-72(12)
たまごうみ あまえる うたう ステルスロック
 
耐久振りステロガブでやりたいことの7割くらいをやりつつ、ドラゴン対面の持ち物とテラス竦みに怯えず対面から仕事ができる点を評価して採用しました。
初手対面した物理アタッカーに対して甘えるから入ることにより、相手を流しつつステロを撒けるので荒らし性能が高いです。
単にステロを撒くだけでなく+αの性能としてこの荒らし性能が非常に強力でした。
 
環境にいないポケモンなので、生半可な物理で殴ろうとする相手への初見殺し性能が高かった気がします。
暇な対面で歌って有利展開をとれるのも凶悪でした。
 
歌うの枠が自由枠となりますが、
・数値の低い環境であるため純粋に撃てる回数が多い
カイリューをとめてくる欠伸絡みの展開に対して切り返しを狙いやすくなる
・相手のアンコールや拘りトリックに対して強い技を振りかざせる
・相手の身代わりにワンチャン切り返せる
等々のメリットから、使う言い訳をさせてしまう技でした。(更生するのでナイトヘッドかドラテください)
 
種族値の伝説環境で蔓延っていた活躍していたポケモンなので数値・性能は申し分ありませんが、相手のサーフゴーに完全に無力なので裏でのケアが必須です。
 
このポケモンを間違えずに使えるようになれば安定して勝てると信じて年明けから構築を組みなおしました。
動かし方に慣れるまでかなり順位を落とし多くの試合数をこなす羽目になりましたが、間違ってはいなかったと思いたいです。
 
 

ミミッキュ(霊)@ラムのみ⇔いのちのたま

131(4)-142(252)-100-x(-)-125-162(252+)
じゃれつく かげうち つるぎのまい のろい
 
ストッパー兼スイーパー兼崩し役として基本選出の一角を担っていました。
殴り合いにはやはり強く、無難に強かったです。
 
後述のセグレイブと珠を取り合っていましたが、セグレイブの動かしやすさ重視で珠を渡しました。
火力不足は否めないので火力を出したい相手に対してもう1舞できる可能性のあるラムを持たせました。
 
最終日はラッキーを崩しに来る鉢巻ガブ・カイリューが多く、逆鱗と神速の一貫を切れるのが地味ながら優秀でした。
 

セグレイブ(氷)@いのちのたま⇔こだわりはちまき

191(4)-216(252+)-112-x(-)-106-139(252)
きょけんとつげき つららおとし こおりのつぶて ねごと
 
カイリューが止まりがちな電気、セグレイブ、天然勢やブイズ等の欠伸に対して動かせる裏エースとして採用。
ミミッキュで対応できない範囲を担当してもらうため歪な構成になっています。
 
氷テラス氷柱と礫の火力が中々のもので、それなりには強かったです。
美しくない技構成ですがシーズン1なのでご愛嬌ということで。
 

コノヨザル(鋼)@こだわりスカーフ ※やるき

217(252)-136(4)-100-x(-)-110-156(252+)
インファイト ふんどのこぶし いのちがけ アンコール
 
ラッキーを出さない対面選出時のコマとして採用しました。
「活躍できそう」よりも「命がけしたい」が採用の決め手です。
 
1-1トレードをうまくやれば、ミミッキュカイリューの2vs2性能が高いのでそれなりには活躍しました。
スカーフによる高いSからのアンコールはもっと候補に挙がってもいいと思います。
 
しかし、カイリューの裏のスイーパーをやるにはインファの火力が終わっているのと、何より命がけが決まらないことが多すぎるので冷静に他を検討すべき枠です。
 
カイリュー地震を羽に戻してサイクル性能を持たせたうえで、スカーフトリック電磁波サーフゴーあたりと組ませるべきだったと思います。
 
167-x(-)-110-177(252)-111(4)-165(252+)
あくのはどう ラスターカノン みがわり わるだくみ
 
セグレイブで崩しきれない受けを崩しきる枠としてこちらの動画を参考に採用しました。
他に思いつくまではとりあえずこいつで潜ろうくらいの軽いノリで採用しましたが思いのほか強く、受けの相手にはプレミ以外は大体勝っていたと思います。
何よりメトロノーム悪の波動がとっても楽しかったです。
 
サーフゴー入りの受けには特にこのポケモンを大事に立ち回ります。
純正の受けには、セグレイブミミカイリューで頑張ってハピラキ以外にテラスを切らせれば基本的にかなり有利です。
 
スタン寄りの相手でもキョジオーンやヘイラッシャ入りに選出しましたが、裏のチョッキマリルリや任意のテラスのドラパルトに負けることを考えると別の崩し枠がよさそうです。
 
選出
・基本選出
ラッキー⇒カイリュー+ミミッキュorセグレイブ
→相手のスタンパにラッキーが安全に動かせそうなときは大体これ
 
・超対面選出
ミミッキュorコノヨザル⇒カイリュー@1
→ラッキーの介護ができなさそうな時
 
・受け崩し選出
→セグレイブ@1で頑張ってハピラキ以外にテラスを切らせる
 
戦績
TN:Natsume Jun 最終229位

TN:けん 最終472位

雑感
発売当初から考えていたカイリューで目標の最終250位以内(剣盾s1レート換算で2100くらい)を達成できたのでとりあえずは満足です。
最終2桁以上を目指すレベルでなければ、構築の完成度以上に強みを押し付けつつ対戦数を重ねることの方が重要度が高かったシーズンだったと思います。
 
反省点としては、
・年明けにカイリュー以外を解体して2日で100戦潜る羽目になった
・テラスピースを使ってセーブをしてしまった
 
良かった点を挙げるならば、
・モトトカゲ展開のおかげで、序盤からストレスフリーで2ロムとも順調に進められた
・年末年始休暇のおかげで存分にポケモンに没頭できた
・勝つまで潜れば絶対勝てると根性論全開で潜っていた(これが一番効果的だったかもしれません…)
 
とはいえ、最終3桁が2000ラインと甘めに仮定しても、体感7勝くらいで229位だったので、今となっては目標の最終2100は怪しい気がしてきました。
気長にホームのランキング解禁を待とうと思います。
今回がダメならレートが見えて人の多そうなGWあたりにリベンジします。
 
今回のカイリューを長く考えていた分対策はいくつか知っているつもりなので、今後はしっかりと狩っていきたいです。(フラグ)
 
万が一参考にされる方がいれば、細かいところもお答えしますのでTwitter(@old_sea_map)までご連絡ください。
 
おまけ
第9世代ということでパワポケ9の最かわキャラからTNを付けました。
構築名もそれにちなんでいますがわかる人に伝われば幸いです。(キモータ並感)
またいつか厨二ギャルゲーのストーリーをプレイできる日を待っています。

【剣盾シングルS17】Storm Rain カバマンダ【最高203x最終2014/84位】

はじめまして、どろっぷと申します。

最高・最終レート共に高いものではないのですが、竜王戦環境も終わりなので記念に記事を残そうと思います。


f:id:OldSeaMap:20210503141607j:image

構築経緯

冠環境にてステロ+メテビカグヤの使用感が良かったので、初速と火力に長ける自過剰マンダを採用。
制圧力に関しては申し分なく、Sラインや技範囲的にも竜王戦環境の禁伝相手に十分にやっていけると感じたので、サポートのできるカバと合わせて構築の軸としました。

禁伝枠は、
①非ダイマでも性能が高い
②鋼を中心とした物理受けに強い
③ザシアンに弱くない
以上3点を評価してスカーフオーガを採用。
カバマンダとの相性も良好でした。

受け崩し枠として、7世代で使っていたみがわりがむしゃらジャラランガに近い運用ができそうなエルフを採用。
見えない崩し枠としての活躍に加え、純粋にアンコ宿みがが強く、対応範囲がぐっと上がりました。

ここまでの4枠で厳しかったゼルネ白バドや数の多いザシアンオーガあたりに強く出られるヌケニンを採用。

最後はオーガマンダ共に苦手なポリミミに強く、選出画面で仕事ができそうなドヒドイデを採用して6体で潜っていました。

ドヒドヌケニンは他4体とのかみ合いがあまり良くなかったのですが、選出画面での圧力を期待して採用を続けました。

 

構築要点 

カバorエルフのサポートでエースを通す。

オーガの圧力で相手の選出を制限して戦う。

 

個別解説

f:id:OldSeaMap:20210503143535p:plainカイオーガ@スカーフ
175-x(-)-111(4)-202(252)-160-156(252+)
潮吹き 根源 雷 零度or電磁波

シンプルかつ強力。
対処法が分かりやすく、処理ルートが用意されているコマなので無理に選出はしないのが肝心。
選出画面で有効な動かし方を見つけて選出することを心がけました。
相手が対処法を考えてくるコマなので、試合序盤の相手の安定行動に対してこちらのご自慢ムーブでアドがとりやすかったです。
圧倒的数値での試合終盤のスイープができるのも純粋に強かったです。

冷ビが無くて困らないと感じ、ナットが憎くて零度を採用。(討伐数:ナット3ラッキー2)
全く当たりませんがダイアイスになるので使い勝手は良かったです。
電磁波は裏次第で面白そうでしたが上手くまとまりませんでした。

 

Pokémon-Icon 373.pngボーマンダ@珠 (自信過剰)
170-187(252)-100-x(-)-101(4)-167(252+)
逆鱗 ダブルウィング 炎牙 竜舞

選出率1位の絶対的エース。
環境にいないので選出段階で舐められがちな印象で非常によく通りました。
使う前までは、誰も使ってないってそういうことだろうなと思っていましたが、ステロ+一致ジェットで殴りながら火力アップする制圧力は圧巻でした。

耐久の数値が低く威嚇もないので全くサイクル参加できません。
一度展開したら裏に残しても大して強くないので積みサイクル気味に構築を組めるのが理想。
先発に投げてもあんまり強くなかったりと、メガマンダよりはテクスチャーZポリZに近い(気がする)。

 

Pokémon-Icon 450.pngカバルドン@イバン 
215(252)-132-156(28+)-x(-)-121(228)-67
HD:特化ラプのセンリツ最高乱数切り耐え
HB:残り
地震 欠伸 堪える ステロ

前述のマンダをステロ欠伸でサポートする。
オーガを受けずに対面処理を狙う相手にステロが刺さり相性が良いと感ました。

カバの使い方が下手な自分でも最低限の仕事をこなしてくれるのでイバンを選択。
上手い人なら、堪えるの枠に吹き飛ばしや岩封を採用できるオボン等の方が強いし偉いです。

マンダが殆どカバをサポートできない上にサイクルを回しにくいので、かつてのカバマンダとは全くの別物。

 

Pokémon-Icon 547.pngエルフーン@残飯
161(204)-x(-)-120(116)-x-100(36)-170(148+)
S:最速ガブ抜き
HD:スカーフサンダーのボルチェン意識
HB:残り(ラオスノラゴン意識でなるべく高く)
宿り木 みがわり アンコ がむしゃら

欲張りハッピーセットポケモン
ムンフォやどみがのエルフに、アンコを入れてもがむしゃらを入れても強かったので、ムンフォを抜いて両方採用しました。
アンコはエルフのハメ性能を格段に高め、がむしゃらはマンダの起点作成や疑似的な役割集中ができたりとどちらの技も強かったです。

カバのステロ欠伸と宿みがの相性が良く、マンダに撃たれる竜技に繰り出せるのもかみ合っていました。(ダイマックス砲にアンコが効かないバグを除く)

悪タイプに何もできないのが響く試合もあったので、がむしゃらをムンフォにできるのが理想だったかもしれません。

 

Pokémon-Icon 292.pngヌケニン@襷
1-156(252+)-45(-)-x-50-92(252)
ポルターガイスト 影討ち 鬼火 トリック

幸運の置物。
重めなザシアン、白バド、ゼルネ、オーガ、エレキ、ノラゴンあたりにも強く見えるので選出画面での仕事をしてもらうために採用。
実際ザシアンとゼルネは被選出率が大きく下がり戦いやすかったです。
上位勢は当然スマートな処理ルートを持っているので、渋々選出した際は大抵返り討ちに合っていました。
トリックは疑似的な叩きとしてポリ2意識で採用。

 

f:id:OldSeaMap:20210503144311p:plainドヒドイデ@ゴツメ
157(252)-x(-)-198(60+)-73-187(196)-55
熱湯 毒 身代わり 再生

幸運の置物枠その②。
とにかくザシアンポリ2ミミッキュの選出率を下げたくて採用。
マンダ受け+オーガ受けがいる時のみのピンポイント選出なので出番は少ないです。

ザシアンへのスリップダメ目的のゴツメでしたが、技構成と噛み合っていなかったです。
ヘドロ+身代わりかゴツメ+霧にすべきでした。

ナットに身代わりをしてぐちゃぐちゃにできるのが本当に気分が良い。

 

選出例

・オーガ+カバ+マンダ
初手オーガの微妙な対面はカバ投げをすると色々あって大体有利な展開が作れる。
マンダかオーガで荒して残りをスイープするのが理想。

・カバ+エルフ+マンダ
カバでステロを撒いてエルフで荒してジェットの一貫を作る。
もしくはマンダで暴れ、止まった相手を起点にエルフで何とかする。

・オーガ+エルフ+マンダ
ステロがいらなさそうな時に。
オーガからのエルフバックもそこそこ有利展開が作れる。
後は状況をみてどちらかを通す。

・その他
マンダが無理だと感じたら臨機応変に選出。
この時のパワー不足が反省点。

 

戦績

メイン(TN:けん)最高203x/最終1969
f:id:OldSeaMap:20210503185722j:image
サブ(TN:Team Builder)最高2014/最終2014
f:id:OldSeaMap:20210503185732j:image

総括

マンダの苦手な相手が環境に少なかったことに加え、Sとパワーの割に舐められていたので動きやすかったです。
オーガとのパワフルかつ攻撃範囲の補完のとれた並びも優秀でした。
カバとエルフの搦め手サポートも竜王戦環境のパワータイプ相手に上手くハマっていたと思います。

それだけに、4体のポテンシャルを、残り2枠でうまく生かしきれず勝てなかったのが残念です。
特に黒バドと日ネク、ディアルガに勝率があまり良くなかったので、そこへの回答としてエスバ・フェロあたりをマンダの裏エースとして採用すべきでした。

来期以降はポリミミカバドラパあたりが増えるので、マンダにとって向かい風ですが、いい構築を作って結果を残せるように頑張りたいと思います。